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2020/05/18 10:44
今日は、2017年に 岡山県立岡山操山中学校で出題された合同4分割問題を紹介します。
■問題
図1のように、正方形を縦と横を5等分して、まん中を■とします。
残った部分をマス目に沿って合同な4つの形に分けるとき、図2以外の分け方を2種類かきましょう。
図2
ただし、上と下、左と右を入れかえたものは同じものとし、分けた形はたがいに重ならないものとします。
まん中の正方形をのぞいたマス目の総数は24マスなので、4分割した1つの図形のマス目は、
24÷4=6(マス)になります。
これから、6マスでできる形を考えて、この形が4つできないかを考えます。
その際、点対称性(※参照)に着目することがポイントです。
答えは、次の6つの中から2つを書けばよいです。
※ある平面図形を、ある点を中心に180°回転させると、元の 図形と一致するとき、この図形を点対称であるといい、この回転の中心となる点を対称の中心といいます。
下記答えの図は、●部分(正方形の中心)を中心に180°回転させると元の図形と一致します。